うんこマン
2026年10月15日
ごろつき「へへへ、きみカワウィ〜ねぇ……俺と遊ばない?」
ヒロイン「や、やめてください……!」
ごろつき「ふ〜ん、そんなこと言っていいのか?」
ごろつき「俺は『異能者』だぞ?」ニヤリ
ヒロイン「ひっ……!?」ガクガク
主人公「やめろ!」
ごろつき「なぁんだぁ〜?テメェは……」
ごろつき「急に出てきやがって」
主人公「手を離せ!嫌がってるだろ!」
ごろつき「……んだとテメェ……!」
ごろつき「『異能者』に逆らうってのか!?」
ごろつき「『ブラック・セイラー』!!!行けぇ!」ドオオオオ……
ブラック・セイラー「ギィ……ギィ……!」グパァ……(大口を開ける)
ブラック・セイラー「ヅアアアアァァァァァ!!!!!」(口から極太ビーム発射)
ヒロイン「ひっ……!?」
主人公「!!!」
ドガアアアアン!!!!
モクモク……
ごろつき「ギャハハハハ!どうだ?」
主人公「……?」
ごろつき「見てみろよぉ!今のお前の姿を!」
主人公「なにっ!?」
主人公(俺の……服が……)
主人公(黒セーラーになってる!!!???)
ごろつき「へっへっへ……」
ごろつき「俺の異能、『ブラック・セイラー』の攻撃に当たった服は黒セーラーになってしまうのさ!」
主人公「なんだと!?」
ごろつき「しかも今回は『特別』なオマケ付きだぜぇ……?」
ごろつき「お前のパンツごと黒セーラーに変換してやったのさ」
主人公「なっ!?」
ごろつき「つまり!今のお前は!」
ごろつき「ノーパン黒セーラーの変態野郎ってことさ!!!ギャハハハハァ!」
主人公「!!!???」バッ(スカートを抑える)
主人公「………//////」カアアァァァ………///
ごろつき「ケヒャッヒャアッ!いい顔になったぜぇ?」
主人公「………」
主人公「『うんこ』」
||| ヒュー
💩
ごろつき「あ?なんだって?」
💩ろつき「」ポトン
💩ろつき「ギャアアアア!!!???俺の頭にうんこがあああッッッ!!!??」
主人公「俺の異能、『うんこマン』はうんこを自在にテレポートさせられる――!」
💩ろつき「くそっ!!!覚えてやがれ!!!」ピュー
主人公「大丈夫か?」
ヒロイン「あ、あんまり近寄らないでください」
主人公「……え?」
ヒロイン「あっ、ご、ごめんなさい……」
ヒロイン「助けてくれてありがとうございます……」
ヒロイン「でも、手とか汚そうで……」
主人公「え?」
主人公「いやいや!俺はうんこをテレポートさせるだけで……」
主人公「俺が触ってるわけじゃないから汚くないよ!」
ヒロイン「……」スッ(無言で後ずさる)
主人公「あっ……」
ヒロイン「それに……」
ヒロイン「ノーパン黒セーラーとか変態みたいですから……」スッ(後ずさる)
主人公「それはあいつの攻撃だろっ!」ガーン
ヒロイン「ありがとうございます……では……」タッタッタッ(逃走)
ポトッ(ハンカチが落ちる)
主人公「あっ、ハンカチが……」
主人公(いや……)
主人公(ここで返しても受け取ってもらえないよな……)
主人公(めんどくさいけど警察に届けるか……)
主人公「ったく……せっかく助けてやったってのに……」
(ヒロイン「手とか汚そう」)
主人公「――くそっ……!」
???「た……助けて……」
主人公「!?」
おっさん「うう……」
ガキ「大丈夫ですか?」
おっさん「ああ……君は親切だね」
おっさん「実は朝から何も食べてなくてね……」
おっさん「家のオーブントースターが壊れてしまって……」
ガキ(ほかに食べるものないのかな?)
おっさん「ああ……君みたいなかわいい少年に……」
おっさん「毎朝トーストを焼いてもらえたらいいんだが……」
ガキ「え?」
ガキ「ホモ……?」
おっさん「いや、それは誤解だよ!」
おっさん「ただ……君の身体でトーストを焼けたらいいなあと思うんだ」
ガキ「――へ?」
ガキ(何を言ってるんだ?)
おっさん「君の身体をオーブントースターに改造してあげて……」
おっさん「毎日君の胸の扉を開いて、食パンを焼くんだ……」
おっさん「焼きあがると君の口の中から、きつね色のトーストが出てくる」
ガキ「あ、あ……」ガクガク
おっさん「大丈夫だよ、大切に扱うから……!」ガシッ
ガキ「ひっ!?」
ガキ(や……やばい変態だ……)
ガキ(力も強いし……)
ガキ「た……助けて……」ブルブル
おっさん「お口はチャック」スッ
ガキ「!!!???」
おっさん「さあ、俺たちの家に行こうか」
ガキ(こ、声が……出ない……)
ガキ「ぁ……ぁ……」フルフル
主人公「やめろ!手を放せ!」
おっさん「……ん?」クルリ
おっさん「なんだ、少年の声かと思ったら女の子か」
おっさん「悪いが女の子には興味がないんだ」
主人公「なっ!?」カァァ///
主人公(しまった!?まだ黒セーラーのままだった……)
主人公(しかも……意識したら股間もスースーするっ!)
ガキ(黒セーラーの女の子……?)
主人公「とっ……とにかく!やってること普通に誘拐だからなっ!」
おっさん「はー……うるさいなあ……」
おっさん「別にこの子も嫌がってないだろ?」
ガキ「ぁ……ぁぁ……」モゴモゴ
主人公「!!??」
主人公(口が……チャックになっている!?)
主人公「一体……何を……」
おっさん「何って?」
おっさん「騒がれると困るからね、お口にチャックさせてもらったのさ」
ガキ「!!??」
おっさん「これが俺の異能『リライト』」ツカツカ
おっさん「小うるさいメスガキには……」
おっさん「砂にでもなってもらおうかな!!!」ガッ
主人公「!!!」
ビチャッ!
おっさん「触れたっ!砂になれぇっ!」
主人公「おっさん……今触れたのは俺じゃねえ……」
主人公「『うんこ』だぜ……」
おっさん「なにいっ!?」
おっさん「俺の手に!うんこがぁっ!」
主人公「とっさにうんこの塔をテレポートさせて防いだんだ」
主人公「そして……うんこが砂になっていないのを見ると、生き物しか変化させられないみたいだな……」
おっさん「くそぉ……許さんぞ小娘ぇ……!」
主人公「お前みたいな犯罪者は……クソ食らえだ!」シュゴゴオッ!(うんこマン出現)
うんこマン「フンッ!!」ブリブリブリブリィッ!!!(高速でうんこを射出する)
三三💩
三三三💩
三三💩 三三三💩 おっさん「くっ!?」
三三三三💩
おっさん(この距離では逃げられん……いや、俺の『リライト』ならっ!)
おっさん「アスファルトと融合して回避するっ!!!」バッ!(手を地面につける)
主人公「無駄だぜ……」
おっさん「!?」ズオオアアァァ
おっさん(ぐあああっ!?しまったっ!)
おっさん「手にうんこが付いているからっ!うんこが俺の身体と同化してしまうっ!」
おっさん「ぐああああっ!!???」ビチャビチャビチャビチャァッ!!!(大量のうんこが顔面に激突)
💩💩💩💩「があああっ!!!身体が……うんこにぃ……」ビチャビチャ
主人公「哀れなやつだ」
ガキ「!……あっ!」
ガキ「しゃべれるようになった!」
主人公「よかったな」
主人公(あれ?こいつよく見たら……)
主人公(俺の隣の席の山田じゃねえか!!!)
(ヒロイン「手とか汚そう」)
主人公「まずい……このままだと俺の学校でのあだ名がうんこマンに……」ガクガク
ガキ→山田「あっ、あの!」
山田「助けてくれてありがとうございます!」
主人公「え?」
主人公(こいつ……もしかして俺のことに気づいていない……?)
山田「あの、すごくかっこよかったです……」ドキドキ
主人公(よし……とりあえずあだ名うんこマンは回避か……)フーッ
山田「あ、あの……」
山田「もし、よ、良ければ……」
山田「僕と付き合ってください!」
主人公「ヰッ!!!???」
山田「あっ、ま、間違えました……かわいくてつい……」
主人公「か、かわ……///」プシュウウ
山田「あっ、いや、ち、違うんです!あっ、違わないんですけど……」
主人公「……」ダッ(逃走)
山田「あっ」
ヒラヒラ(ハンカチが落ちる)
山田「!」
山田「あの人のハンカチだ……」
山田「天ヶ崎さん……っていうんだ……」
山田「……」クンクン
主人公「はーやれやれ、人助けっての大変だな」
主人公「変な服着せられたし……」
山田(僕と付き合ってください!)
山田(かわいくて)
主人公「なんなんだよ一体……」
???「かわいい~」
主人公「!?」バッ
TV「かわいい豚の赤ちゃんです!」ブヒ
主人公「……」
主人公「あーっ!まったく!」ドサッ
主人公「妙な日だったぜ……」
主人公「……」チラリ
(主人公の視線の先の黒セーラー服)
終